1〜2歳向けの絵本選びで悩むポイントのひとつが、
「最後まで聞いてくれるかどうか」ではないでしょうか。
そんな中で、我が家でも反応が良かったのが
くだものさん と だるまさんシリーズです。
シンプルな構成ながら、1〜2歳の子どもが自然と引き込まれる仕掛けが詰まった内容なので、
実際の読み聞かせ目線で紹介します。
くだものさん
タイトル:くだものさん
作:平山 和子
出版社:福音館書店
対象年齢の目安:1〜2歳
価格:
- 単行本:900円前後(税込)
- ボードブック版:1,000円前後(税込)
※ボードブック版は紙が厚く、破れにくいため1〜2歳には特におすすめです。
こどもがはまるポイント
この絵本で一番のポイントは、
「めくる前の“間”」が自然に生まれる構成です。
- 「くだものさん くだものさん だあれ」
- ページをめくると、果物がどん!と登場
この流れが毎ページ繰り返されるため、
- 次に何が出るか予想できる
- でも毎回ちょっとワクワクする
という、1〜2歳が一番はまりやすいリズムになっています。
また、果物の絵がとてもリアルなので、
「りんご」「ばなな」など、実物と結びつけやすいのも特徴です。
読み聞かせのポイント
この絵本は、上手に読もうとしなくてOKです。
おすすめの読み方は、
- 「くだものさん…」で一拍置く
- 「だあれ?」を少しゆっくり
- 子どもが反応するのを待つ
子どもが声を出したり、指差しをしたら、
すぐにめくらずに少し待つのもポイントです。
言葉がまだ少なくても、
- 目を見開く
- 身を乗り出す
- ページを自分でめくろうとする
といった反応が出やすい絵本なので、
「ちゃんと聞いてくれてるな」と感じやすい一冊です。
我が家ではこう読んでいます
我が家では、この絵本を読むとき、
必ず少し大げさに間を取るようにしています。
「くだものさん……」
(少し間)
「くだものさん……だあれ?」
すると、
ページをめくる前からニヤニヤし始めたり、
自分でページをめくろうとしたりします。
また、実際に家にある果物と結びつけて、
「これ、さっき食べたね」
「スーパーで見たね」
と声をかけると、
絵本→現実の理解につながっているような反応が見られました。
短い時間でも満足感があるので、
寝る前や食事前の“ちょっとした読み聞かせ”にも向いています。
だるまさん
シリーズ名:だるまさんシリーズ
作:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社
対象年齢の目安:1〜2歳
収録作品
- だるまさんが
- だるまさんの
- だるまさんと
価格
- 各冊:900円前後(税込)
- 3冊セット:2,500円前後(税込)
こどもがはまるポイント
だるまさんシリーズ最大の魅力は、
言葉より先に「体が動く」構成です。
- 「だ・る・ま・さ・ん・が……」
- ため → 動き → オチ
この流れに合わせて、
- 体を左右に揺らす
- 手を伸ばす
- まねをする
といった反応が自然に出てきます。
内容を理解していなくても楽しめるので、
言葉がまだ少ない1歳前後でも反応が出やすいのが特徴です。
読み聞かせのポイント
このシリーズは、
ゆっくり・大げさ・間を取る のがコツです。
おすすめの読み方は、
- 「だるまさんが……」で一度止める
- 子どもの顔を見る
- 期待が高まったところで次のページへ
声の抑揚や演技力よりも、
「間」そのものが一番大事な絵本です。
また、読み手が体を一緒に動かすと、
子どもも真似しやすくなります。
各作品の特徴と読みどころ
● だるまさんが
- 揺れる・転ぶなど動きが中心
- 最初の1冊としておすすめ
体を揺らしながら読むと反応が◎
● だるまさんの
- 目・手・毛など体のパーツがテーマ
- 指差しやボディイメージにつながる
子どもが自分の体を触り始めたらハマりやすい
● だるまさんと
- 他のキャラクターとの関わり
- 「ぎゅっ」「ぺこっ」など感情表現が豊か
親子のスキンシップと相性が良い1冊
我が家ではこう読んでいます
我が家では、
「だるまさんが」を読むときは必ず体を一緒に揺らしています。
「だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜……」
とゆっくり言うと、
読み終わる前から体を左右に揺らし始めるようになりました。
また、「だるまさんと」では、
ページをめくったあとにそのまま
実際に“ぎゅっ”と抱きしめるようにしています。
絵本の中の動きを現実に持ち込むと、
毎回同じ展開でもしっかり楽しんでくれます。
こんな家庭におすすめ
くだものさん と
だるまさんシリーズ は、
タイプは違いますが、どちらも 1〜2歳向け絵本の「入口」として非常に優秀 です。
こんな家庭には特におすすめです。
- 絵本を読んでも、まだ長く集中できない
- 子どもが途中で動き出してしまう
- 何冊買えばいいか分からず迷っている
- まずは「反応がある絵本」を1冊持ちたい
くだものさん は
→ 「めくる楽しさ」「当てる楽しさ」があり、
比較的おだやかに楽しみたいときに向いています。
だるまさんシリーズ は
→ 「体を動かす」「まねをする」要素が強く、
元気なとき・遊び感覚で読みたいときに向いています。
その日の子どものテンションや気分に合わせて
読み分けできる組み合わせ なのも、この2冊(シリーズ)の良いところです。
まとめ
1〜2歳向けの絵本選びで大切なのは、
「内容が良いか」よりも
「子どもが反応するかどうか」 だと感じています。
- くだものさん →
「次なにが出てくる?」というワクワク - だるまさんシリーズ →
「体を動かしたくなる楽しさ」
どちらも、
言葉がまだ少ない時期でも楽しめる設計 になっていて、
読み聞かせを「親子の時間」にしてくれる絵本です。
最初の1冊としてはもちろん、
すでに何冊か持っている家庭でも、
買い足して後悔しにくい定番 だと思います。
迷っているなら、
- 落ち着いて読む時間用に「くだものさん」
- 遊びながら読む用に「だるまさんシリーズ」
この2つを揃えておくと、
1〜2歳の絵本時間がかなり楽になります。


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