【城】犬山城の魅力

犬山城の基本情報

まず初めにお伝えしたいことは、犬山城は現存する天守の中で日本最古のものだということです。日本には12の現存天守（立てられて当初の形を残すもの）が存在しますが、その中でも最も古い城が犬山城です。もちろん国宝に指定されています。

木曽川のほとりの山の上に建てられた天守からの眺めは絶景で、天気がよければ、小牧城や名古屋の高層ビル群も見ることができます。

また、犬山城は2004年まで日本で唯一の個人所有のお城だったことでも有名です。所有していたのは旧犬山藩主の成瀬家です。成瀬家は1617年に徳川家康のもとで武功を立てた成瀬正成が城主に任命されて以来、幕末まで城主を努めています。

犬山城の天守四階望楼には成瀬氏の写真などが飾れれており、個人の所有されていた面影を感じます。

• 営業時間　9:00〜17:00（入場は16:30まで）
• 定休日　　12月29日〜31日

区分	料金
大人	５５０円
子ども（小・中学生）	１１０円
団体（３０人以上）	１割引
団体（１００人以上）	２割引

アクセス

住所：愛知県犬山市犬山北古券65-2

【電車でのアクセス】
名鉄犬山線　「犬山駅」から徒歩約20分

徒歩20分と聞くとやや遠目に感じますが、城下町が観光地化されており、沢山のお店があるので、気がついたらお城の麓まで辿り着いているかと思います。

【車でのアクセス】

車でのアクセスはカーナビに犬山城と入れば、問題なく、現地まで辿りつけます。

駐車場は公営駐車場が３箇所用意されています。

おすすめは犬山城第３駐車場です。場所は犬山市役所となっています。

料金は１時間２００円と一番お安くなっています。

お城から徒歩２０分掛かるのですが、先ほども言ったように、城下町が観光地化されているので、お店を見ながら歩いてお城まで行くという流れがおすすめです。

ここだけは見よう① 天守

やはり、おすすめは現存する最古の天守です。上の階に上がるための階段は現代社会では考えられないほど、急です。敵の侵入を妨げるために、急になったと言われています。

それもまた時代を感じるのではないでしょうか。

天守内部の柱や梁はどれも一般家庭では見ることができない程、立派な木材が使用されています。これも一見の価値ありです。

そして、急な階段を登り切ると最上階の望楼に辿り着きます。望楼は高欄の間、回り縁から構成されています。簡単に言うならば、展望台ですね。

ここからの眺めは絶景で、南を見れば愛知、北を見れば岐阜を見渡すことができます。

天気が良ければ、小牧山城や名古屋の高層ビルも見ることができます。

小牧長久手の戦いでは羽柴秀吉（豊臣秀吉）が犬山城に徳川家康が小牧山城にそれぞれ陣を敷いたと言われており、その当時の目線を味わうことができます。