〜勉強時間・コストも含めて振り返る〜
今回と次回の2回に渡って
私が中小企業診断士の一次試験を突破するまでに立てた戦略と、その経緯
そして実際に要した勉強時間・勉強法とコストについて書いていこうと思います。
これから一次試験に挑戦する方や、
「1年で行くべきか、複数年も視野に入れるべきか」で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
実績について
まずは、私の一次試験の結果・実績です。

※オレンジ:60点以上、青:60点未満
表を見ていただくと分かる通り、
残念ながら私は一次試験の突破までに2年かかっています。
あえて「残念ながら」と書いたのは、
これは当初自分が思い描いていた戦略通りの結果ではなかったからです。
では、当時どのような戦略を立てていたのか。
次の章でお話しします。
一次試験攻略の戦略(理想像)
一次試験を受験するにあたり、私はまず攻略法を徹底的に調べました。
ネットやブログを見ていると、
- 「科目合格制度があるから、複数年計画でも問題ない」
- 「診断士は1年で一気に突破するべき」
など、さまざまな意見があります。
その中で、私が一番「なるほど」と腹落ちしたのが、
「一次試験は総合戦なので、7科目合計で420点を突破すべき」
という考え方でした。
得意・不得意を平均化するという発想
一次試験は7科目もあります。
そうなると、どうしても
- 得意科目・苦手科目
- 年度ごとの難易度差
といった影響を受けてしまいます。
そこで、7科目の合計点で考え、平均化することでブレを抑える。
この考え方は、非常に合理的だと感じました。
そして、ここで私は「あること」に気づきます。
「情報で稼げば、余裕で突破できるのでは?」
私はITエンジニアとして働いており、
応用情報技術者の資格を保有しています。
そのため、経営情報システムは試験免除でした。
ここで当時の私は、こう考えました。
平準化するどころか、
経営情報システムでがっつり点を稼げば、全体を底上げできるのでは?
一次試験は総合戦。
ならば、
- 情報で80点くらい取る
- 他科目の多少のブレは吸収する
という戦略でいこう、と目論んでいました。
現実はそう甘くなかった
しかし、実際に試験を受けてみると──
経営情報システム:60点。
そう。
プラスマイナスゼロ。
免除とはいえ、
「勉強しなくても高得点が取れる」ほど一次試験は甘くなかった、というわけです。
正直、結果を見たときはこう思いました。
……意味ないやん!
そして結果は、合計418点。
一次試験の合格ラインである420点に、わずか2点届かず。
こうして私は、敢えなく一次試験で敗退し、2年目へと突入することになりました。
2年目の一次試験への取り組み
詳しくは次回以降で書きますが、
一次試験の勉強にはSTUDYingを利用していました。
2年目は、1年目よりもある程度まとまった時間を確保できたため、
- 教科書・講座内容を徹底的にインプット
- その後は、ひたすら過去問演習
というシンプルな勉強スタイルに切り替えました。
結果として、このやり方が自分には合っていたようで、
2年目にして無事、一次試験を突破することができました。
知識の鮮度の問題
2年目は科目合格があったため、一次試験で受験する科目数が少なく、
正直なところ「少し楽になった」「これはこれで悪くないな」と思っていました。
しかし、私が免除になっていた以下の科目は、
二次試験でも知識を活用する必要がある科目でした。
そのため、一次試験自体は突破したとしても、
二次試験に必要な知識が「勉強してから時間が空いている」状態になってしまっていました。
特に、
・財務・会計
・運営管理
といった、二次試験でも頻出となる科目については、
一次試験の過去問演習と並行して、知識の復習も進めていく必要がありました。
精神的には、正直かなりきつかった
とはいえ、
「まだ一次試験も突破できていないのに、二次試験の勉強をしている」
という、この状況は正直かなり不安でした。
「一次に落ちたら、この二次対策は全部無駄になるのでは?」
という気持ちが常につきまとい、
精神衛生的には決して良い状態とは言えなかったと思います。
今振り返っても、この時期は
気持ちの切り替えが一番難しかった期間でした。
ここまでで伝えたかったこと
ここまでの経験を通じて、
私が強く感じたのは次の点です。
一次試験は、やはり「総合戦」として捉えるべき
ということです。
1科目ごとの出来・不出来に一喜一憂するよりも、
7科目全体で合格点を取りにいく戦略を採用した方が、
結果的には安定しやすいと感じました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、リアルな勉強時間・勉強法、そしてかかったコストについて、
もう少し具体的に書いていこうと思います。
それでは、今日はこの辺で失礼します。


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