【雑学】DHCって何の略?

DHCの事業は化粧品や健康食品、アパレル、出版などを多岐に渡っていますが、一番馴染みがあるのは化粧品や健康食品ではないでしょうか。ところで皆さんはこんな疑問を抱いたことはありませんか?

「DHCって何の略?」「何かの頭文字?」

今日はDHCの社名の由来を解説したいと思います。

DHCって何の略?

結論からいいます。
DHCは「大学翻訳センター(Daigaku Honyaku Center)」の略なのです。
「なんだそれ。全然化粧品関係ないじゃん!」
と思いますよね。僕も初めて聞いた時そう思いました。
ではなぜ「大学翻訳センター」の略なのかDHCの歴史を少し遡ってみたいと思います。

DHCの歴史

DHCは1972年に現会長の𠮷田嘉明さんによって創業されます。
その際に始めたのが大学の研究室を相手に洋書の翻訳を行う委託翻訳業務だったのです。
これが「大学翻訳センター」のルーツです。
その後、1975年に株式会社となり、1980年に化粧品の製造販売を開始します。その後、通信、出版と事業を拡大していき、現在のDHCへとなっていくわけです。
なお現在でも翻訳事業は継続されています。

企業の成り立ちに目を向けると意外にも現在主力となっている事業とは全く異なる事業からスタートしている企業があります。世界のトヨタもはじめは自動織機を生産するメーカーの自動車部門でした。それが独立し、現在のトヨタ自動車・豊田自動織機になっています。
このように創業当時と現在とで主力となっている事業が変わっている企業は日本国内では約43%にものぼると言われています。さらに今後10年間では約45%もの企業で本業が変化すると想定されています。変化の多い時代だからこそ変化の波を乗り越えるか飲み込まれるかで、今後が大きく変わりそうですね。

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