【お役立ち】財形貯蓄は住宅財形が最強?

おたけ
おたけ

財形貯蓄を始めようと思うんだけど、

なんかよく仕組みがわからないだよね…

姉

財形貯蓄には3種類あるの知ってる?

おたけ
おたけ

知ってるけど、違いがいまいち分からなくて…

姉

簡単に説明してあげるよ!

新社会人の皆さんはこれから社会人として貯金どうやって貯金をしようと考えていますか?

会社によっては財形貯蓄の制度がある会社もあると思います。

その場合は、財形貯蓄を活用して財産の形成をすることをお勧めします。

財産形成のすすめ

よくある貯金の失敗例が、「余ったお金を貯金に回す」という方法です。

これの何がダメなのか、経験を元に説明すると、基本的にお金ってあればあるほど、使いたくなってしまいます。僕も、社会人に成り立てのとき、余ったお金を貯金に回そうと思っていましたが、2ヶ月で貯金できたのはごく僅かな金額でした。やっぱり、使ってしまいたくなるんですよね。そのため、なかなか貯金ができませんでした。

そこで貯金の方法を「先に貯金する」という方法に変えました。

その方法が財形貯蓄です。

財形貯蓄のメリットは、給料から天引きで貯金ができるため、意識せず貯金ができることです。

毎月、給料口座に振り込まれるお金は既に貯金分が差し引かれれいるものなので、これをつかいればいいのです(笑)

なので、これから貯金を始めようと言う人にはまずは財形貯蓄をお勧めします。

財形貯蓄の種類

財形貯蓄には3つの種類があります。一般財形貯蓄、住宅財形貯蓄、年金財形貯蓄です。
それぞれ、特徴があります。自分自身のスタイルに合ったものを選択してください。

住宅財形と年金財形の合計で550万円までの元本に対する利子は非課税になります。

僕としては若いうちは「住宅財形」がおすすめです。

一般財形貯蓄

一般財形はその名の通り、一般的な財形貯蓄になります。使用目的等は設定されておらず、使い道は自由です。構造は最もシンプルで、毎月設定した金額を財形貯蓄口座に貯蓄していくといったものです。誰でも契約することができます。

一般財形の元本に対する利子は課税対象(約20%)となります。

1年間は引き出すことができないので注意が必要です。

住宅財形貯蓄

住宅財形は、使用目的が住宅購入やリフォームのための資産形成になります。住宅取得を目的とした解約の場合、元本に対する利子は非課税となります。55歳未満の方のみ契約をすることができます。

住宅取得以外の目的で解約する場合は課税対象となりますが、一般財形と同じく元本に対して約20%の課税対象となります。また過去5年間遡って利息に対して、課税されます。

年金財形貯蓄

年金財形は老後の資金作りを目的とした制度になります。60歳以降に、自分で設定した受取額・受け取り回数で元本を払い戻してきます。すべて払い戻し終わった際に自動で終了を迎えます。先ほどと同様に、元本に対する利子は非課税となります。55歳未満の方のみ契約をすることができます。

老後資金作り以外の目的で解約する場合は課税対象となります。一般財形と同じく元本に対して約20%の課税対象となります。また過去5年間遡って利息に対して、課税されます。

若者には住宅財形をおすすめ!

住宅財形でも、年金財形でも目的外で解約をした場合、課税されてしまいますが、過去5年分は課税対象にはなりません。また、途中で解約したとしても一般財形で貯金してたと思えば、損したことにはならないでしょう。それならば、途中で解約しなければ、550万まで非課税の住宅財形・年金財形をするのが良いでしょう。

これはお勤めの会社にもよるかもしれませんが、財形を行うと会社が補助金を出している場合もあります。銀行の金利と比較するとかなり良い利回りになるはずなので、使わない手はないです。

若いうちは住宅を購入するまでの間は「住宅財形」、住宅を購入後は「年金財形」に切り替えるというプランが良いのではないでしょうか?

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